
当事業の目的
就職氷河期世代の方の安定的な就労の促進を図ることが目的です。
短期間でIT業界に就労するための「基礎的な知識」「実技演習」「理解度測定テスト」「職場体験」と、出口の要となる「各地区においての合同企業選考会」を組み合わせることにより、就職氷河期世代の方々に対し、広く支援していきます。
訓練プログラム作成においては、新人研修や業界の各層に対し豊富なノウハウを持ち合わせた企業や行政機関での就職支援実績をもつカウンセラー、労働諸法令に精通した社会保険労務士など様々な分野で活躍している会員企業、相互入会団体、パートナーの協力を得て、IT業界に必要とされる知識、技能の習得、出口一体型の訓練プログラムを実施します。

出口一体型プログラム
仕事や子育て等を続けながら受講でき、正規雇用化等の安定雇用に有効な資格取得等に資するプログラムや、短期間での資格取得と職場実習等を組み合わせた「出口一体型」のプログラムとは、技術講習と資格取得のみを目的とするのではなく、人材不足と言われているIT業界において、就業、および安定就労を考慮して、技術者として根幹となる基本的な技術(Java言語/C言語/ネットワーク・サーバ技術)の習得と、今後のIT業界で必要となる、AI/IoTなどの先端技術を習得することにより、「手に職を持つ」人材として短期資格等習得コースで学んだことを基礎として受講者自身が日々、自己研鑽することにより安定就労につながります。

就職支援の方法
「職種に対する能力と適性の自己分析」から始まり、就職ガイダンス、就職活動へのカウンセリング、ハローワークや会員企業の就職情報の提供、履歴書作成指導、就職試験対策、就職試験に極めて近い形での模擬面接試験など、一人ひとりの持つ資格や個性をいかして満足のいく未来にたどり着けるよう、きめ細やかで堅実なサポートを行います。
特に業界・職種理解を促すために業界で勤務している技術者や営業職から実際の業務内容を聞く時間を設け働くイメージを醸成する講座も用意します。
また、訓練後半には、会員企業、相互入会団体企業への1日職場体験や合同企業選考会を開催します。
1日職場体験では、経営者や管理職との対談の機会を設け、受講生 が業界内の会社の理念や社風を理解することを助ける。
合同企業選考会の前には、模擬面接を実施し、自己PR・やりたい仕事が企業に対して発言できるように訓練を行います。
